赤い糸って本当にあるのか

赤い糸って本当にあるのか

昔から赤い糸で結ばれていると言うことをよく聞きます。

 

男女の仲を表現するうえで使われる言葉ですが、いろいろなエピソードが語られる中、現実にそう感じる出来事に遭遇したりすることもあります。残念ながら私の場合は奇跡的な出会いではなく、虫の知らせ程度の偶然しか経験はないのですが、私の古い友人にはそんな出来事がありました。

 

彼は私と同級で同じ専門学校に通った仲、いつかデザイナーになりたいという夢を持った同士でした。卒業後、私達は就職せずに海外へ留学、私はフランス、彼はイタリアへと向かいました。在学中、彼には思いの叶わなかった女性がいました。

 

彼女はやはり同じ学校に通っていたのですが、彼とは仲の良い友人止まり、おそらくお互いに意識はしていたであろうと思うのですが、彼女はなぜか迷って結論を出さないまま卒業を迎えました。

 

彼女は就職してアパレル企業へ、そして一年後留学へと気持ちが傾きます。けして彼のことを追い掛けてとかそういう理由ではなく、就職してから語学を勉強したくなったからだったようです。選んだのはイギリス、そして語学学校へ入学します。

 

イギリスでの語学留学を始めて最初の週、ある日午前の授業が終わってランチに向かう途中、どこかで見覚えのある顔を見掛けます。学校のそばの空き地でタバコを吸っていた他の誰でもない彼の姿でした。イタリアへ旅立った彼が一年後イギリスへと移ったばかりで、しかも入った学校が彼女と同じ、誰が知らせたわけでもなく正真正銘の偶然の再会でした。

 

その後は日本にいた頃より親密な仲に発展し3年して帰国、その後はそのまま同棲、そして結婚と無事に進みました。あくまで主観的な想像ですが、もしかしたら二人の再会が日本ならこうはならなかったかもしれません。彼らはお互いロンドンでの再会の瞬間を運命だと思い込んでしまったのかもしれないと思うのです。

 

何となくありそうな話ですが確率的には奇跡的とも思いますし、それが赤い糸だと言うなら否定は出来ない気がしました。

 

こういう出会いが現実にあると少し憧れてしまいます。


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